片倉工業株式会社の製糸工場として平成6年まで稼働していました。天井を蜂の巣状に仕切って、繭の保管・蔵出しに使っていました。現在、寄棟造の蔵では、日本経済の基礎を築いた、製糸の歴史、また、熊谷工場の操業当時に使われていた製糸器械を提示して、繭から生糸になるまでの過程が学べます。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に正式登録されました。片倉シルク記念館では現在、富岡製糸場の写真パネル展を実施しています。パネルの内容は、2005年頃にプロカメラマンに1年間にわたり撮影頂いたものです。シルクが伝えるふるさとの歴史に思いをはせながら、富岡製糸場の姉妹工場としてのたたずまいを見学してみてください。
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- 住所
- 熊谷市本石2丁目135
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- 電話
- 048-522-4316
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- 開館時間
- 10時から17時(入館は16時30分まで)
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- 休業日
- 毎週月曜日及び火曜日
- (年末年始、夏期お盆期間は休館とさせていただきます。)
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- 電車でのアクセス
- JR高崎線熊谷駅から徒歩15分
- 秩父鉄道上熊谷駅から徒歩7分
- 掲載内容は2014年10月時点での情報です