自社牧場で育てた「彩の国黒豚」は味自慢！

代表的な日本料理である「とんかつ」。熊谷で、その魅力を存分に堪能できるのが、「とんふみ」です。とんかつはもちろんのこと、豚肉の美味しさを余すところなく伝えている専門店です。

とんふみの美味しさの訳…それは、お店直営の養豚場を持っているから。低カロリー、低タンパクの飼料にサツマ芋を混ぜた餌、徹底した衛生管理が施された豚舎など、飼育環境にとことんこだわった黒豚は、とにかくジューシーで柔らかいのが特徴です。

メニューの中でも老若男女に人気なのは、もちろん「とんかつ」。でも、ぜひ一度、味わってほしいのが「極上ヒレカツ」（2100円税別）。赤身のきめ細やかさは抜群で、「箸でも切れるのでは？」と思わせるほどの柔らかさ。口に入れた瞬間、豚の旨味が広がり豚肉好きにはたまらない逸品です。また、豚本来の美味しさを味わいたい人は、「黒豚ロース肉のステーキ」（1450円税別）がおすすめ。脂があっさりしていて、脂身の甘さをダイレクトに感じることができます。

このほか、同店では肉以外の素材にもこだわりが。お米は契約農家から仕入れる新潟産コシヒカリ。ネギやキャベツなどの野菜はできる限り自家製を使用。これら上質な素材を調理するのは、この道40年のベテラン料理人。こうした１つ１つのこだわりがすべて調和して、極上の黒豚料理を提供しているのです。

豚骨スープ!? 美味しいコラボが楽しめるうどん屋さん

暖簾をくぐり、店内に入った途端、「あれっ？」と首をかしげる人は多いかも。それもそのはず、うどん屋でありながら、なぜかラーメン屋のような香りが立ち込めているのです。実は、こんこ屋の看板メニューが、うどん屋としては珍しい豚骨ベースのうどん。「うどんに豚骨？」と思いきや、意外や意外！驚くほど、マッチしているのです。

そもそも、なぜ、うどん屋に豚骨なのか。それこそが同店のこだわり。「ラーメンのようにこってりとしたスープは必ずやうどんに合うはず」と試行錯誤してたどり着いたのが、魚介豚骨スープ。豚骨の旨味と脂の甘さ、煮干しや昆布などの海の出汁の美味しさが魚粉のとろみで絡み合い、これまでにない味わいを醸し出しています。

武蔵野うどんをイメージしたもちもちの太麺は、熊谷と埼玉県産の「あやひかり」を70％使用。奥行きのあるつけ汁と、存在感のある麺との相性もバッチリです。手作りの魚粉がたっぷりのった「魚介豚骨うどん」は740円（税込）。このほか、熊谷市民に親しまれている「肉汁うどん」（630円税込）もあります。

もう１つの人気メニューが「もつ煮定食」（900円税込）。近所の肉屋さんから仕入れる新鮮なモツは、くさみがなく柔らかいと評判です。ほかの具材を入れず、モツだけというのも素材への自信の表れ。同店自慢のうどんとモツ、どうぞご賞味あれ。

埼玉の味を堪能できる埼玉定食が自慢「PUBLIC DINER」

10年前に熊谷にオープンしたおしゃれなレストラン「PUBLIC DINER」、実は開業50年を数える大衆食堂「加賀家食堂」の姉妹店なんです。ボリュームたっぷりの豪快な食堂に対し、ダイナーはオールゲスト対応型。肉も野菜もバランス良く食べられる日替わりデリなど、老若男女問わず食を楽しめる場になっています。ビーガンメニューにも柔軟に対応してくれるのがうれしいですね（要事前予約）。

ザ・日常の加賀家食堂に対しほんの少し非日常感も盛り込んだPUBLIC DINER。洗練されつつも生活の一部に溶け込むような柔らかさを感じるインテリアデザインは、話題の店舗を数多く手がけた有名インテリアデザイナーによるもの。開放感あるテラス、中二階のソファ、そしてみんなでシェアできる大テーブル。どんなシチュエーションでもどんとこい！なお店です。

もちもちの生パスタ、妻沼の自然豚と熊谷宿ビールのミートソース、松田マヨネーズのポテトサラダ。埼玉県内の食材にとことんこだわった埼玉定食は自慢したくなる美味しさです。行田名物のゼリーフライは県外のゲストだと知らない人もいるかも……？ ドヤ顔で教えてあげてください！